10月16日より4日間限り
絹やで「まごころ均一会」を開催!
素晴らしい伝統工芸の作品がこの機会に勢揃い致します。
16日に先駆けて一部作品ご紹介!
金彩友禅
和田光正 (わだ みつまさ)
和田光正作 金彩友禅訪問着「華紋斜取文様」
和田光正作 金彩友禅訪問着「光悦垣御所車」
金彩加工をきものづくりの中心的存在として認めさせ、金彩友禅という名をつく
りだした第一人者。染色界で数々の技法を編み出し、常に第一線で活躍し続けて
います。取り組み始めた当初は十色ほどしか無かった箔を一色一色増やし
現代では150色以上の多彩な金銀箔粉を用いた和田光正独特の技法で
金彩友禅の世界を輝かせています。
純金、純銀、白金(プラチナ)の箔を文様化し、染めとは違う独特の重厚感と豪
華さがあります。
文様が浮き出る盛り上げ箔という技法により立体感・動きのある柄行きで
着物以外にも横綱や大関の化粧回しや能装束、狂言衣装などの作品を手がけて
おります
和田光正作 金彩友禅留袖「花舟」
プロフィール
昭和15年 京都市に生まれる
昭和37年 見習い修行後、独立して工房を持つ
昭和57年 社団法人日本染織作家協会正会員となる
昭和58年 横綱「千代の富士関」の金彩友禅化粧廻し制作
昭和60年 ドイツ・オルデンブルグより栄誉賞受賞
昭和62年 伝統工芸士に認定
平成元年 横綱「北勝海関」の金彩友禅化粧廻し制作
平成7年 横綱「貴乃花関」の金彩友禅化粧廻し制作
平成13年 京都府伝統産業優秀技術者『京の名工』として表彰
平成15年 厚生労働省より『現代の名工』として表彰
平成24年 秋の叙勲に際し、瑞宝単光賞を受賞
加賀友禅
奥田勝将 (おくだ かつまさ)
奥田勝将作 加賀友禅訪問着「秋明菊に芦」
加賀百万石の武家文化で育まれ
きものの中でも格調ある手描き加賀友禅
仕上がるまでにはいくつもの工程があり
図案のスケッチに始まり
下絵~糊置き~彩色~中埋め~地染~水洗いだけでも
それぞれに熟練した技術と経験を必要とされます
線の太さやぼかし・虫喰いなどの表現でアクセントを付け
自然美を巧みに描き出しています
さらに技法のひとつ糸目糊
これは挿色の防線が主な目的ですが 水で洗いおとすと草花の葉筋や
水の流れなど繊細な白い線が浮かびあがり加賀ならではの気品がでてきます
臙脂・藍・黄土・緑・古代紫の
加賀五彩と繊細なぼかし染めが醸し出す風情のある美しさ
現代の感覚で加賀ならではの気品を表現しています
奥田勝将作 加賀友禅訪問着「カトレアに菊」
プロフィール
昭和13年 石川県に生まれる
昭和30年 伝統工芸士である父、奥田勝治に師事
昭和53年 染色一級技能士に認定
昭和59年 協同組合加賀染振興協会に手描技術者登録
平成13年 ユニセフカードに加賀友禅「花車」の図案が採用
平成16年 中部経済産業局長表彰受賞(伝統的工芸品功労者)
是非この機会に特別な日のための一枚をお選び下さい
日時 10月16日(金)~19日(月) 10時~19時 (最終日は17時まで)
場所 きもの 絹や
徳島市寺島本町西2丁目35
TEL 088-622-1745