京都 型染 道具と技術 2
この刷毛を使って、色をぼかしたりする道具で ぼかしを入れることによっ立体感がでたり、柄に表情を与えてくれます。
この刷毛の毛は 鹿の毛で、作っています。 鹿の毛を利用する理由は 鹿の毛はハートのような形をしていて、毛の断面を見てみると、 中が穴が開いているそうです。 中空糸のような、さしずめ中空毛ですか。 毛細管現象で、その穴に染料が入り、 力加減で、薄くしたり濃くしたりして色がのるということです。 本当に、よくできています! そういった自然のものをうまく利用する知恵は素晴らしいですね。